Sunday, March 25, 2007

生茶と伊右衛門

最近就職活動で東京に行くことが多いんやけど、そこで
大きな「生茶」の看板が出てたのね。
なんかめっちゃ前に出たみたいやけど、広告を見たのは結構最近…。


それで、パッと見て思ったんは

伊右衛門とめっちゃ似てる!」ってことですw

今回のブログの中心はこれです…^^:
なんで、生茶はリニューアルして、格式とか伝統とか
伊右衛門路線に行ったんやろうと思ったのでちょっと書きます。



生茶は、松嶋奈々子が出演してたって影響も大きいと思うし、生茶パンダたる
アイコンもあるのに、今回は本当にそういうイメージを払拭するかの
ごとくのイメージチェンジ。

こだわりは

1.甘み茶葉
2.甘み火入れ
3.甘み搾り

だそう。以上の工程を教えてくれたのが、北大路魯山人だったんなら敬意を表すのも少しはわかるけど、そうじゃないと思う。その場合、松嶋奈々子が言うてる

「あなたの教えから新しい生茶ができました」

的なメッセージがどうも空回りしてる気がする。


キリン「生茶」











敬意を表する人 :北大路魯山人

こだわり    :1.甘み茶葉
          2.甘み火入れ
          3.甘み搾り



サントリー「伊右衛門」














敬意を表する人:福寿園の創業者、福井伊右衛門

こだわり:1.茶葉
      2.水
      3.製法





どうでしょう、ちょっと似てきてない?

伝統とか格式とかは大事やと思うけど、ということはその路線で行かないと
キリンは勝てないって思ったんかなぁ。その路線で行くのに松嶋奈々子が
どれだでハマるのかもよくわからない。

せっかくの生茶パンダもどうするんやろ??


これからは、ブランドを確立させる上で
コンテンツの2次、3次利用が大事やと思う。
一つの製品からネットとかで詳細がわかるコラムやゲーム、またはリアルに
つなげてのブランド体験、そういうのが大事なんじゃないかな。

事実、伊右衛門は、

「お茶を通じて、日本の豊かな生活文化を愉しんでいただきたい」

という目的で春と夏にお茶会を開催してるし。
2006年のお茶会お土産は、「伊右衛門の500mlペットボトル」と
「伊右衛門の茶葉」。製品とは別の形での体験をすることによって、
もっともっと製品に対する愛着とかが湧いてくると思う。


生茶は、リニューアルしたら、生茶パンダっていうアイコンは使えないん
じゃないかなぁ。でも、逆にどんなキャンペーンとかするのか楽しみ☆

参考までにgooの2007年1月18日~2007年1月20日に集計された
好きなペットボトルの緑茶・中国茶飲料ランキングを載せときます。
これが、生茶リニューアル前。どう動いていくのかちょっと気になります。



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