Sunday, May 11, 2008

新人広告営業マン的思考-楽しく働く”クセ”をつける-

えー。もう一年のうちに二度とこないであろう11連休が終わり、ちょっと大学生気分に戻ってしまった僕を、ものすごく現実に引き戻してくれたものは、

「ノルマ」!!

営業マンたるもの、達成しないといけない「数字」はつきもの。
そんな数字が僕にもつきました!

えー。とりあえず6月までに結構な額を売らないといけないことになったけど、
そこでの考え方こそが、自分のこれからの仕事を楽しくするはず。
そしてそれを「クセ」にできれば、自ずと楽しくなってくるはず。

ということで、ネガティブ思考は苦手なので、ポジティブにポジティブに考えていく。
ちょっとフレームワークというか、ポジティブに考える方法。



まず、僕は新規で3社以上の顧客を開拓しないといけない。
このときに、

どのくらいの法人に数でアプローチをかけ、

どのくらいの法人にアポをとり、

その中からどのくらいの法人に最終プレゼンをすることができれば、

この3社の受注につながるのか

が大事になってくる。


今までの自分の入社してからの短い短い営業経験から算出すると、
こんな感じ。





最終プレゼンから受注にいけそうな確率は1/6
アポイントからニーズがありそうで最終プレゼンにもっていける法人の確率は1/7
アプローチをかけてまずアポイントをもらえる確率は1/28

アプローチの数が3600社って…ってなりそうやけど、
一応、残営業日数が36日だから単純に1日100社アプローチをかけるって感じ。
100社は今までの経験上からいけそうな気がする。

そしてこの「いけそうな気がする!」っていうのが大事だと思う。
僕は最初、もうちょっと確率を上げていて、4社に1社プレゼンしたらとれる試算をしてみたけど、これやとどうも「うんいけそうな気がする!」にはならなかった。

そしたらどうするか。やっぱり自分がいけそうなところまで試算しなおすこと。
1000社のアプローチか、3600社へのアプローチか、どっちが受注できそうか。



そら多い方ができそう^^:



そして、この「いける気がする」って思ったら、あとはポジティブ思考に乗せるだけ!

3600社の中から3社受注したらいいんやから、断られて当たり前!
所詮「想定内の3597社のうちの1社やん」って思えるしね。
毎日毎日アプローチをかけ続けて、たとえ断れら続けても、
そう思うと辛くない!…はず。。。

さすがにずーーーーと断られ続けると凹むし、
自分のそもそものアプローチの仕方に懐疑的になってしまうけど。



あと大事なことは、一度決めたらとりあえず続けてやってみること。
これは自分にとって結構課題。毎日毎日継続してすることに意味があるということを
自分自身に証明させるためにも、明日から頑張ろうって思ってます。



もっと効率的な営業をしている方がおられたら是非教えてください。

Wednesday, May 7, 2008

L'Oreal e-Strat 08を終えて。

いやー長かった!でもあまりできない体験をできたってことには喜びを感じるわぁ。

今さらやけど、およそ4ヶ月か5ヶ月の長いビジネスコンテストが終わった。

僕としては、数字しか書いていない数十ページに及ぶ資料を読み込むだけで体力を使うのに、そっから議論して、決断を下していく。大学3年生の頃にやった商品開発選手権以来の、そしてそれ以上のタフシンキングが続くビジコンだった。















効率が悪いと言ったらそれまでかもしれないけど、毎週末、どれくらいやろう一日10時間以上、相手と議論し、説得するためにいろいろ考えたりしたことは無駄ではなかったかな。その中から見えてきたものもあった。なにが足りないかも少しは学べたと思う。足りないものランキングの上位はやっぱり、


問題点の洗い出しが遅い、


解決策のための仮説を立てるのが遅い、


検証が遅い、


決断が遅い


かな。これらは、自分が社会人になってからも磨いていかなければならないところで、それをより意識することができるようになったのも、この経験があったからだと思う。


ベンチャーのスタートアップを手伝っているときに、取締役にこの話をすると、「所詮バーチャルやろ?」って言われて、それには返す言葉がなかったけど、いい意味でリスクフリーな状況で「経営」をかじることができたことはいい経験になった。本当に自分はアマちゃんやし甘ちゃんやし。。。自覚もできた。




自分としては、やっぱり数字を読みきったりすることは得意じゃない。でもチームを前へ、前へ。そのための原動力になることは常に考えたし、少しは貢献できたんじゃないかなって思う。



最後に、共に頑張った友人へ

遊んでる風なギークなイケメンドイツ人へ
ほんまにマイペースで気分の上がり下がりが激しすぎるけど、その分析力と、イメージを共有するための絵の描き方には毎回脱帽してました。というか、それがないと前に進まない時も実際何度もあったしね。ありがとう。


単純ミーハーな帰国子女へ
やっぱりプロジェクトになると後輩も先輩も関係ないよなぁ。率先して新しいフレームワークを試そうとしたり、しっかりとエクセルを作ってきてくれたのは、心強かった。ありがとう。


素敵でおしゃれなヨーロピアンガールへ
ドイツでかぶっちゃうからネーミングが…すまん^^;ほんと、めちゃ考えてるのに、それを表にあんまり出さずにひょいひょいって決断できるところが素晴らしい。疑問があるところを「わかんな~い」って素直に言えるところもまた素敵。いろいろ勉強になりました。ありがとう。


Last but not least, 実はまじめなアフリカンガールへ
ていうかまじめなのは知ってました。やると決めたらやるって性格はかなり好きです。一番エクセル使ってデータを読んでたんじゃないかな。俺なんかより全然。。。違うと思ったところは徹底的に議論する姿勢は、見習うところが多々ありました。ありがとう。



みんな長い期間本当にお疲れ様!!!!



最後に。パリには行けなかったけど、やれば結果は出るもので。



一位って響きは、やっぱりいいね。

Tuesday, May 6, 2008

島走してきました。

えー島を走ってきました。

ママチャリで。














前日の夜に出発して、着いたのは翌朝6時。
雨が激しく、ついて間もなく三宅島の洗礼を受けました。

でもそんな僕たちを待っていたのは温かい島の人たちと民宿の
おばちゃん。

あっ朝ごはんはこんな感じ。































この民宿は人気なんだけど、運よくとることができた。
きれいなガーデニング、テーブル、イス。

















おばちゃんから久々に手料理をふるまわれ、朝から幸せな気分に
なって…部屋で寝ちゃいましたww

10時くらいに目覚めていざ出発!

















三宅島はおおよそ40Kmで、僕らはゆっくりいろいろ見て回って4時間程かかった。
持ち物は、
タオル、カメラ、お菓子、替えのTシャツ、あとは気持ち。
ほんとこんなもん。


阿古っていう場所から今回は坪田のほうを抜けて神着に行って伊ヶ谷を越えて再び阿古に帰ってくるという道順でいったんやけど、三宅島は現在も二酸化硫黄が噴出する地域があって、僕たちの道程の中にも二酸化硫黄と多く発生する高濃度地域ってのがあったのでガスマスクを携帯
しました。。。。


ガスマスク?!そう、人生で初めてガスマスクをつけてチャリをこぎました。
その地域を抜ける間は、友人も僕も爽やかに走ってんのに、どことなく
ドラゴンヘッドに出てくる誰かみたいな恰好になってた。









こんな道を抜けて、、、、
























下りはこんな感じ、











上りは自分の心に負けそうになりながらも、



「自分の言葉と行動を合わせる」という言葉を思い出し、必死こいてこぎました^^;
最後は1キロか2キロ弱上りっぱなしで、雨が再び降り出してもう大変やった。。。







帰ってからのお風呂と夕食にかなり救われました。
















三宅島はもう少ししたらベストシーズンだと思うし、三宅島からさらに離れた
島では、日本で唯一イルカと泳げるポイントがあるから、次は是非そこに
行きたいなぁ。



--------------------番外編-----------------------------


その夜、宿に僕らしかいない中で、宿のお父さんがいろいろ話してくれて、
男としてというか、「責任を果たす」ということについて静かに話してくれた。

お父さんには息子が3人いて、現在は東京の都庁に勤めてたり、消防士になったり
など立派に働いているけど、それは一重に自分が親としての結果を出したからだと
言っていた。

息子3人を東京に送りだして、1人につき月10万以上のマンションに住まわせ、学費を
払うことは容易なことではない。それでも彼は自分と家族が生きるためにどんな日でも
漁に出かけ、結果を出してきた。今のお父さんは、息子たちがなにかある度にお父さんの
ことを「おやじ~、おやじ~」と言って頼りにしてくれるが楽しみであるという。

お父さんの手の分厚さに、刻まれた苦労と家族を守る強さを感じた。

Saturday, May 3, 2008

東京から島走??!!

「噴火のすさまじさを物語る溶岩流の跡、

立ち枯れた木々、

今なお深く豊な自然の森…

目の前に広がるのは圧倒的な自然の力でした。」


ネーミングとキャッチをパクリました。。。

でも気に入ったので拝借☆

現在11連休ももらっていて、本を読んだり、行ったとこないとこ行って、
そこのカフェでくつろいだりもいいけど、やっぱりもっとしたい!

近場で、あんまり人がいなくて、楽しそうなところってどこやろう

って考えて「三宅島」に行くことにほぼノリで決定☆

えー今日からフェリーで行きます。


今三宅島ではエコな取り組みを押し出しているらしく、最初に拝借させてもらった文面も
08年8月1日(金)~3日(日)で 三宅島の自然と文化を感じる、エコツアー型の自転車イベントのHPでの文面から。

友達と二人で行くけど、ただ自転車で島回るだけじゃエコっぽくないってことで、
島を回りながらゴミ拾いをします…^^; 大学生みたいなことをしますが、まぁ
環境を考えての行動に大学生も社会人もないしね。大量のゴミがないことを期待します。

ただ、まだ高濃度の二酸化硫黄の地区も多いらしく注意が必要みたい。
現在はこんな感じ























うーん…読み方がいまいちわかんない><
レベル3以上の地域が多いようにも見えるけど。
心配なのでガスマスクは買っていきます。


三宅島観光協会


MIYAKEJIMA ECO-RIDE

三宅島の自然と文化を感じる、エコツアー型の自転車イベント

Friday, May 2, 2008

Keep on Expressing!

本当に11月くらいから全くブログを書いてなくて、

自分のメモやアウトプットとしての位置づけで書いていたのに

いつの間にやら書かなくなってしまった。



自分の24時間の中に組み込まれているとなんともないのに一度離れるとなんか書き出しずらい。。。



まぁそれはともかく、やっぱりインプットの量と同じくらい

アウトプットをしていくことは、自分の確認にもなるし、

言語化させれることに意味があると思うからやっぱり再開☆

Tuesday, November 20, 2007

止まってる。動いてる!だから見る。

えー先週は15日からWEB2.0EXPOに行ったり、内定者を集めてキャリア座談会を開いたりと東京で比較的長く滞在した週だった。キャリア座談会で得たことについては後日書きたいと思いまっす。

えと、急に、ほんと急に話は変わるけど、自分が車を運転してて信号が赤になる。停車する。そこに歩道で横断している中で異様な人(たとえば江頭2:50がタイツで歩いているとか)がいる場合どうしますか?

とりあえず見ますよね?

そこに目をつけたのがアメリカの南カリフォルニアの起業家。といっても大道芸ですが。
百聞は一見にしかず、まずは見て見て!




これはなるほど!と思った。費用対効果はともかくアテンションの意味では非常に賢いと思った。
昨今はなんでも広告にしちゃえ!ってことで強力なジェット水流によって汚れてる普通の道をきれいにして描く広告だとか、スーパーとかのショッピングカートのハンドル部にテキスト広告を入れるサービス(provided by 百式)とかが出てきてるけど、どれもどれくらいアテンションという意味においてインパクトがあるのか実感として湧いてこなかった。(まぁ実際には俺が気持ちを汲み取れないだけで需要はあるのかもしれない…)でも上に紹介したものは、

・大道芸人の彼らの心をくすぐる(みんなの注目の的になりたい!)動機と
・なにがなんでもうちの商品を見てもらいたい!と願う会社の動機が

共に上手にかみ合っている気がする。カリフォルニアから始まったこのベンチャーはすでにアトランタ、ラスベガスやワシントンD.Cなどにもその拠点を伸ばしてるという。様々なメディアから新しい「広告の形」として考えるいい例だと思う。

それにしてもこれ、まじでかっこいい。これでお金稼げるとか、俺もやってみたい。
出稿してみたい方、詳しく知りたい人はこちらまで。

Tuesday, November 13, 2007

猫の写真>猫と一緒に写ってる外人の女の子。

先日「西宮のそれええやんコンテスト」ってのがあって、それに応募してきた!
写メールをパシャっと撮って送って、それで応募作品がショッピングモール内に飾られてそこを通った一般客の投票によって順位が決まるというもの。えー正直、勝つ気満々でした。


僕は4つあるテーマの中の一つ、「ホッとする笑顔」というテーマに対しても応募したんだけど、そこでの有力はどう見ても僕のとった猫と一緒に写った外人の彼女よりも、構図もテーマも半ば強引に無視したような可愛い、ほんと可愛い猫の写真だった。パネルを見にきた人を観察してみる。やっぱり猫や赤ちゃんに目が行ってる。
・30代後半くらいの両親と小学生ほどの子供たち。
・カップルで見にきた高校生
・中学生の仲良しグループで来ていると思われる女の子達
よくよく考えてみる。こりゃ~勝てねーなーと思ってしまった。


何でもそうだけど、やっぱり何かを相手に伝えるときに、そこに一種の共感や歩み寄り、感情移入を引き起こそうと思ったら、その人が経験したり、体験したりした生活の中の「文脈」を理解する必要があった。今回票を最大数獲得するためのポイントは、

日曜日に家族連れやカップルで来ている「日本人」に対して、

写真そのものよりも、その写真からの連想によって引き起こされる、

「うんうん、あるよねー!そうそう。ホッとするわぁ。」という共感、

あるいは実感だった。それが票を獲得する打算的ではあるけれど、重要なポイントなのだったと思う。


猫と一緒に写っている外人の女の子がいくら美人だったり、可愛かったりしても、それは「へぇー」にはなっても見にきた人の文脈からは「ホッとする笑顔」にはなりえない、ましてやそれを見て自分がホッとする姿も想像できない。でも可愛い子猫がこっちを向いていたら、それは彼らの文脈の中で「あー可愛い!」、「ホッとするわぁ」という同意にかわる。もちろん撮った本人はそんなことは考えていなかったのかもしれないけれど。。。この場合は、撮ったその人の感性がナチュラルに見にきた人と同じレベルに達していた、と考えられる。

自分の思ってることをただ一方的に理解させようとするのではなく、相手の文脈に乗せる、自分の言葉を彼らがわかるように編みかえる行為、これはとっても大事だと思った。話は若干脱線するけど、就活の時に書くエントリーシートなんかもまさにこれと同じことが言えると思う。そしてこの相手に対してわかり易く「翻訳」することによって、かなりの割合でエントリーシートの突破は狙える。


結果は…たぶん待たずとも見えてるけれど、今回のコンテストは写真を撮って自分が楽しむ行為そのものよりも相手のことを「動かす」為のヒントとして役にたちました。


けれどもやっぱり僕は写真だけは、自分がファインダー越しに見えた風景とか構図を切り取ってその場を自分なりに再構成する、表現するということにこだわりたい。そこだけは不器用でも譲れないところ。あれ、成長してないんかな…。